2024年2月21日にニューEPのEnergyがリリースされました。昨年リリースしたシングル3曲に新曲のBunblesを追加しました。
前回リリースしたScienceは爽やかな外の世界をイメージした曲をメインにしましたが、今回はエネルギッシュな人間の内面をイメージしたEPになっています。 フィーチャリング曲には韓国からOddSongさんとUniverse Mongaeさんが参加してくださいました。愛犬を載せたアートワークも自分で制作しました。 新曲Bubblesは「泡沫」から名付けました。宇宙の歴史の長さからすると私たちの命の長さは小さな点です。しかしその一瞬、私たちの命は真っ暗な宇宙で光を放っています。そういうイメージをダンスチューンとして表現しました。また、その短さの中で沢山の命が偶然同じ時間を過ごしている事実も凄い事だと思います。 BubblesのテイストはいつもUniverse Mongaeさんとコラボする時に意識しているサウンドで、今回もMongaeさんにボーカルをお願いしようかと思いました。しかしそこをソロで作るとどんな曲になるのか興味が湧いたので挑戦しました。結果的に凄くお気に入りの曲になって良かったです。しかし現在のバージョンで変ではないのですが、楽曲のエンディング部分に少し失敗している箇所がある事に気づいたので、次回フルアルバムリリースの時に修正します。それから昨日ふとフルアルバムのタイトルが思いついたので、この後は楽曲制作を開始します。ぜひ楽しみにしていてください。それまではEnergy EPを聴いてお待ちください。
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2023年12月13日にニューシングルSupermoonがリリースされました。日々の努力を積み重ねる人々の美しさをテーマに制作した楽曲です。地球の周りを公転し最も地球と近づいた時に輝く月になぞらえてタイトルをSupermoonにしました。
こちらの曲は元々、友人が営むパーソナルジムのトレーニング用曲の為に作っていた下書きから再構築して仕上げました。ですので日々の努力というのはそこからのインスパイアです。 トラックは煌びやかなパートとクール系でリズミカルな2パートで構成されています。スーパームーンパートと公転パートという感じです。この2パートで別々のドラムキットを使用したことで、音色や強弱のバランスに悩み後半失速しました。最終的にLogic付属のドラムループを雑に重ねたら、それが良い感じだったのでそのまま使用しました。 また別の部分でがマスタリングの段階でエンジニアのアントニーさんが低音部分のノイズの気づいて下さり、そちらを修正してクオリティーが確実に上がったので凄く助かりました。 目にみえる形としてはスーパームーンは誰が見てもキレイですが、普段地球を周回している姿、人間で言えば人知れずコツコツ頑張る姿、それもまたキレイです。今日200グラムボトルのニベアのボトルが随分減っていることに気づきました。まさに小さな積み重ねの結果です。 今年のSwimming Sheepの積み重ねは、シングル5つ、EPが1つ、リミックスが1つでした。1.7ヶ月に1度何かリリースした計算になります。その間隔で曲を作ってタイトルを考えてアートワークを作ってリリースの手続き、お知らせを自分で考えてこなしていくことが結構好きで、生活の中の良い刺激になっています。またEPリリース後からこちらに書いている制作記録も新しくルーティンに加わりました。 来年は最初にEPをリリースします。その中に追加する新曲が凄く良い感じになっているので是非聴いて頂きたいです。その次は今までのシングルを詰め合わせて、フルアルバムをリリースします。 今年も曲を聴いてくださったりシェアしてくださったり、コラボやリミックスのお誘いとても嬉しい限りです。来年も音楽を聴いてシェアしたり、曲を作ってリリースしてみたりしますので、よろしくお願いいたします。そしてありがとうございます。 11月6日にOddSongさんのニューEP、Dance Kitがリリースされました。
僕は3曲目のTrust Yourself(Swimming Sheep Remix)で参加しています。原曲の中で気に入った短いフレーズをループさせたダンスチューンです。楽器の音色は派手になり過ぎないようにしました。後半のシンセサイザーがミュートになり、ベースが前に出るパートには、液体のような効果音を散りばめました。凄くお気に入りです。 そして今回のリリースの仕方は特殊で、EPには僕の作ったリミックスの原曲は入っていません。とてもユニークなリリース方法です。 次回は12月13日に2023年最後のシングルのリリースがあります。そちらもご期待ください。 今週の水曜日にニューシングルのWake Upがリリースされました。
今回は韓国のエレクトロポップミュージシャンのUniverse Mongaeさんに、 ボイスサンプルを提供して頂きました。 Mongaeさんに「サンプルをループして使用するか、前回リリースしたMirrorの様にサンプルを細かく刻んで使用します」とお伝えして依頼しました。 後日Mongaeさんから届いたサンプルで色々試した結果、今回は刻んでインスト曲の様に仕上げるよりサンプルをそのまま適所にコピーペーストで配置してボーカル曲として完成させた方が良かったので現在の形に至りました。Mongaeさんのキュートさとクールさを兼ね備えている魅力的な声を活かせた曲になったと思います。 トラックはシンセサイザーメインのハウスミュージックスタイルに、僕の最近のお決まりパターンのレトロフューチャーな効果音を散りばめたものになっています。またMongaeさんにレコーディング用のデータをお渡しする際に、こちらで仮入れしていたファンキーなボイスサンプルを1種類残していますが、そちらが良いアクセントになっています。 歌詞はサンプリング用のショートフレーズをお願いしていたので、ほぼ単語のみでMongaeさんが書いて下さいました。主に英語ですが、韓国語が2単語あります。1つは우리(ウリ: 私達)です。Mopngaeさんの歌い方が凄く可愛いです。2つ目が불빛(プルピ: 光、明かり、炎)です。言葉の音が凄くキレイで、現在僕のお気に入り韓国語トップのキュル(みかん)に並び同率1位となりました。キュルもプルピも凄くかわいくて綺麗な音です。 アートワークのデザインは僕が担当しました。シンプルなデザインですがピンクとイエローの蛍光色で目が覚める様なカラーリングにしました。ピンクの下地には洗車時の窓ガラスの泡の写真、イエローの下地には玉子の薄焼きの写真を敷く事で、テクスチャー感を出してシンプルになり過ぎない様にしました。 今回は2021年にMongaeさんとコラボしたシングルのPool以来2年ぶりのコラボで、再度良い世界観の作品を作れた事を非常に嬉しく思います。 次回はOddSongさんのアルバムの曲を1曲リミックスさせて頂きましたので、そちらのリリースも楽しみにしていて下さい。 先日ニューシングルのMirrorがリリースされました。ラッキーな事にApple Musicのエレクトロミュージックのベストニュートラックにセレクトされ好調な出だしとなっています。
今回は韓国のシンガー兼プロデューサーのOddSongさんにボイスサンプルを提供していただき、こちらのソフトでそれらを短い音に細かくカットし、新たなボーカルラインを生成しました。贅沢な使い方です。 テーマは鏡の前でヘアセットやメイク等を行い、服を着替えてパワーアップする私達を表現しています。 今回は合作ですがソロで作っている時のように音声を素材として使ってみたかったので、それを実現させてくれたOddSongさんに感謝です。 先日OddSongさんから「あなたと曲を作ると、私達ならやれるという気分にさせてくれる」という大変嬉しいメッセージをいただきました。そしてそれが高校生の頃の体育祭の応援団で僕が和太鼓を友人と2人で担当した時のことを思い出させてくれました。練習終わりの時だったか友人から「君の顔を見ていると緊張が和らいで安心して叩ける」と言われて、「こんな僕でも頼ってもらえる事があるんだ」と嬉しくなった日があったのです。そう言えば僕も通勤中に、知らない人が1人だけどめっちゃくちゃ美味しそうな表情でソフトクリームを食べながら歩いてるのを見た事があり、その時になんだか凄くハッピーな気分になった朝がありました。僕の和太鼓の件然り、当人が意識してない事が誰かを勇気づけたり嬉しくする事があるんだなと感心します。夕日だって人間を感動させようと思って沈んでいくのではなくて、見ている人の受け取り方次第ですしね。笑顔でアイスクリームも同じ、何が人の為になるか分からないので面白いものです。 話は飛びましたが、 今回のアートワークは久しぶりに写真で作りたかったので、ミラーをテーマに家にあるシルバー系の素材を3つ用意し自分で作成しました。1つはIKEAの鏡のスタンド部分です。2つ目もIKEAからステンレス製のゴミ箱です。愛犬のおやつやシーツ等を収納しています。最後は結婚式の引き出物で頂いたステンレス製のコップです。その3つの写真のコントラストを上げてワイルドな感じにしました。 次回は韓国のシンガー兼プロデューサーのUniverse Mongaeさんとのコラボレーションシングルです。とても良い曲が出来ましたので、こちらも楽しみにしていて下さい。 こんにちは。Swimming Sheepです。6月28日にEPのScienceがリリースされほぼ一ヶ月経過しました。2022年10月よりリリースしてきましたシングル3曲に新曲を1曲プラスした作品集です。
今年の2月に夏にEPをリリースしたいと思い立ち制作しました。夏にピッタリな爽やかな仕上がりになっています。 1曲目のOcean Oxygenは海が作る酸素を表現しています。実際に見たことはないですが、水中から海面そして空へと上昇する酸素を想像しながら制作しました。 そしてこの曲が完成したことをきっかけに僕の新しい制作スタイルを発見することが出来ました。以前はボーカルの主旋律を中心とした楽曲を制作することが多かったのですが、ボイスサンプルを用いて1人で作る曲も増やしたいなと考えていました。そこで近年その大人っぽさに惹かれ、よく聴くようになったHouseミュージックのテイストで作ってみようと思い立ち制作したのがOcean Oxygenです。自分のスタイルに合っていたのか今までにない早さで完成しました。すごく楽しかったです。またダウンロードして頂いた数が多かったので、しばらくこっちのテイストを作ろうという気持ちが固まりました。ありがとうございます。 2曲目のLight Bulbは何年も前に元となるトラックを作っていて、そこからビートを今の僕の好みのテイストに作り変えた作品です。製作中にボイスサンプルがパッと閃いたり、シュンと落ち込んだりしている様な声に聴こえた事と、電気が点いたり消えたりしてるイメージも浮かび、これはアイディアが閃いた時の電球マークの曲だなと思いました。ですのでLight Bulb(電球)というタイトルにしました。エレクトロニカ、IDMとHouseを混ぜた様なサウンドで凄くお気に入りです。 3曲目のBlue Perfumeはもう一度Ocean Oxygenの様な爽やかな曲を作りたいと思い制作しました。ハワイな雰囲気があるボイスサンプルを用いて夏や海を感じるサウンドにしました。タイトルは僕が高校生の頃に初めて買った青い香水のウルトラマリンと、その次に買った青い香水ダブルクリックから名付けました。Ocean Oxygenもそうですが、四つ打ちビートに爽やかなシンセサイザー、コンガ等のトロピカルなパーカッションの組み合わせがとても好きです。またこの曲の制作期間から耳鳴りが始まったので、ヘッドフォンからスピーカーのみでの制作スタイルに切り替えました。いつも曲の完成はそれ以上手を加えても聴く人も自分も幸せ度が上がらないと判断したら完成にしていますが、不完全な耳ならどの道完璧にならないので、さらに完成とする判断が気楽になりました。もちろん現状の最も良いと思うレベルまでは作り込んでいます。 4曲目のAzalea Nectarは4月のカラッとして涼しく、顔に気持ちの良い風が触れる瞬間を曲にしました。タイトルはその季節にツツジの蜜を吸う蜂を見ましたので、そこから名付けました。こちらの曲は節目のリズムにこだわりました。ポップでファンキーなリズムです。またマスタリングエンジニアのアントニーさんと、お互い今年撮影したツツジの写真を交換してホッコリしたのも良い思い出です。 アートワークはシングルのOcean Oxygen、Light Bulb、Blue Perfume、EPのScience全て自作です。近年は約2ヶ月に一度のリリースペースになりましたので、予算の関係上自分で制作するようになりました。コロナ元年に家で出来る新しい事をしたいと思い立ち3DCGのblenderを始めました。今でも簡単な物しか作れないですが、当初はおそらく難しくて途中で諦めるだろうと思っていたので、それよりかは幾分か良い状況です。 全体を通しての思ったことは20代の頃は完璧を目指し過ぎて、いつまでも曲を完成しきれない事が多々ありましたが、年齢を重ねる度に、完璧よりもある程度まで作ったらリリースしないと時間だけが過ぎていく事をより実感し始めました。さらに20代の頃の作品は今の僕からすれば完璧ではないですし、聴く人の好みにや時代よっても完璧は変わってきます。どこにも完璧が無いのなら、現時点で最高だと思えるとこまで作ったらリリースして、その曲で迷って出来なかった事等は次回の曲に反映しよう。という考え方に変わってきました。アートワークも同じ考え方です。アマチュアなりに少しは成長し音楽道できていれば嬉しいです。 久しぶりのまとまった作品だったので、リリースまでどんな思いや考えで作ったかを書いてみました。短い作品集ですが楽しんで頂けたら嬉しいです。次のシングルも完成しています。そちらもご期待ください。 Swimming Sheep |
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